今日スーパーに行った時に、入り口で餃子や漬物など販売している業者の方がいました。
その方から思わず買ってしまったのですが、改めて商売って面白いな〜って思ったので、その時に感じた事をお伝えします。
目次
餃子の試食を勧められた
今日の夕方、妻と娘とスーパーへ買物に行った時の話しです。
スーパーへ車で行って、先に妻と子どもに店内に入っているように伝えました。
後から行くと、何やら入り口で妻と娘が誰かと話しをしています。
見ると、スーパーの入口で餃子や漬物を販売している方がいました。
ふと娘を見ると、ひじき入のご飯を食べています。
そうしているうちに、僕は餃子とひじきのご飯を販売員の方に渡されます。
餃子のタレを付けて食べてみると、
美味い!確かに美味い!
僕は今までいろいろな食べ物を食べてきて味にはうるさいですが、その僕が食べても確かに美味い。
そう思っていたら生姜の漬物、次に昆布のわさび漬けと昆布のわさび漬けのお湯割りも出てきました。
どれも美味い。。。
こうなってしまったら、完全に業者の方のペースです。
娘も、ひじきのご飯をもっと食べたい!という感じになっていました。
最後の必殺言葉
最後の決め言葉は、どれも冷凍保存できる事と、3つ買ってくれたら追加で1つサービスで付けてくれるということ。
この言葉に妻も自分も、完全ノックアウト。
恐るべしフリー戦略。。。
気づいたら妻がこれとこれとこれ!みたいな感じで買ってました。
わずか5分たらずで約3,000円のお買上げ
最終的には3点で約3,000円ほど買っていました。
宇都宮餃子と生姜の漬物としそひじきです。
原価は別として、売価で考えた場合10個で1000円なので1個あたりは200円です。
200円×2で3,000円の購買を得たわけです。
厳密に言うと、生姜の漬物や昆布のわさび漬けなど他にもありますが、原価で考えたらかなり費用対効果は高いでしょう。
また、僕は試食してなければ買っていなかったと思います。
しかも、オマケで一つ追加で付けてくれるというサービスと、ここまで食べてしまったから何かしら買ってあげたいなという色々な心理が働いていました。
こちらがオマケでいただいた、昆布のわさび漬け。
これも美味しかった。
完全にやられましたね。
またこの販売してる方も商売が上手い!
単価もそこそこ良い商品ばかりですが、これなら思わず買ってしまう!
試食の餃子のタレも、きちんと販売している笑
ほんと商売上手とはこの事笑
フリー戦略を活用すべし
まんまとフリー戦略にやられました。
しかし、ただフリー戦略に負けたわけではありません。
もしこれが美味しくないものをいただいていたら、恐らく買わなかったでしょう。
いただいたものが美味しかったからこそ、今回購入に至りました。
今回気づいたのは、食品だけではなく、全ての商売においてフリー戦略が有効なことです。
いきなり売ってしまう人がほとんどですが、まずその製品の良さや、なぜ良いのか?というのを伝えるのが先です。
食品の場合は、特にそうです。
美味しいと感じてもらえなかったら、もしくは美味しそうと想像してもらえなければ購入してもらうことはできないのですから。
フリー戦略がいくら良いと言っても、商品そのものに力が無いのでは意味がありません。
やはり最終的に求められるのは、総合力なのだと思いました。
そのフロント、きっかけとしてのフリー戦略なのです。
帰りがけにスーパーの入り口を通ると、やはり試食をしてからの購入してるお客様が何名かいました。
フリー戦略もそうですが、やはりこの販売員の方の腕がかなり高いです。
商売って面白いなと今日は改めて思いました。
経営とは、日々学びの毎日です。