チラシを配ってる暇があるならブログを書け!
街でチラシを配っているお店の人を見ると、常々そう思ってしまいます。
何故そう思うのか?
今回は私の実体験に基づき、その理由を書かせていただきます。
目次
19歳の時に原宿でお店を始めた
19歳の時に原宿でお店を始めたは良いですが、まったくお客様が来ませんでした。
あの時は若かったというのもあるかもしれませんが、原宿にお店を出しさえすれば何でも売れると本気で思ってましたので。
それでお店を出してからお客様が来ない理由を考えてみたところ、宣伝を全くしていないということに気づきました。
今でも本当にあの時の私はバカすぎるなと思うのですが、勢いはありました。
すぐに行動せねばということで、最初に思いついたのがチラシを配るという方法です。
1万枚以上配ったチラシ
原宿の竹下通りを抜けた後の裏通りの、更にその路地の奥の位置にお店はありました。
裏通りと言っても、原宿なので人はそこそこ歩いています。
しかし更にその奥ともなると、人は殆ど通りません。
なのでその裏通りに出て、チラシを配っていました。
合計で1万枚以上はチラシを配ったと思います。
周囲の目
あの時は本当に必死でした。
無我夢中で、なんとかしなければという思いでチラシを配りました。
でも、結果はゼロでした。
つまり、チラシによるお客様の来店はありませんでした。
もちろん当時のチラシはお店を始めたばかりで、クオリティの面でも劣っていたと思います。
でも流石に1万枚以上配ったのだから、1人位はお客様が来ると思っていました。
仮に1万枚だとすると、もし1人お客様が来てくれたら来店率は0.0001%です。
しかし実際には来店が無かったので、「0」です。
ゼロはいくら足しても掛けてもゼロです。
チラシ配りは無残な結果で終わりました。
しかもチラシを配ったことにより、原宿という土地柄もあるのでしょうか?
何でこいつこんなところでチラシ配っているの?
という風な感じで、周りのお店や通行人にも見られていました。
行き着いた先はWEB集客
全く効果が無かったとはいえ、なんとかしてお店を始めたからには存続して利益を出していかなければなりません。
その時に始めたのが、ホームページやブログによる集客でした。
結果このことが今の事業を始めるきっかけにもなったのですが、当時はお店を繁盛させるために始めたことだったのです。
その時に実践していたことが商品の紹介というよりは、お客様の悩みを解決することであったり、お店までの行き方やこんな風に商品を扱っていて等、そういったことを中心に紹介していました。
今でこそオウンドメディアやコンテンツマーケティングと騒がれていますが、当時そういう意識はありませんでしたが、それを実践していたのです。
ブログを使えば効果的に多くの人に伝えることができる
チラシを配る特性上、不特定多数の人に配ることになります。
配る人全てがあなたの商品やサービスに興味があれば話は別ですが、そういうわけにもいきません。
よく街でチラシを配っている美容師の人を例にしてみましょう。
配る時に彼ら彼女らなりに、女性やお洒落で髪に気を使っている人などターゲティングしているのかもしれませんが、皆興味や関心はバラバラです。
既に固定で通っている美容室があるかもしれません。
そういった人を新しく新規のお客様にするのは難しいでしょう。
ではこれをブログで行った場合はどうでしょうか?
勘が良い方は既にもうお気づきかもしれません。
そうです。
与える情報量が違うのです。
これは例えですが、 いきなり道端で知り合った人にペンを勧められたとして、あなたはそれを買いますか?
よっぽどペンが無くて困っている人なら買うかもしれませんが、道端でペンが必要な機会なんてそうそうありません。
ましてやいきなり声をかけてきて、このペン買いませんかって怪しさMAXですよね?笑
チラシを配っている美容師もそうですが、情報が少なすぎます。
その美容師の外見と話し方や雰囲気、手に持つチラシからしか情報を得られません。
しかもチラシを受け取る方は売り込みをされているという意識が強いので、受け取ってくれないか、仮に受け取ってくれたとしても興味がなくてそのままゴミ箱行きのどちらかが殆どです。
しかしブログであれば、あなたの商品やサービスに興味がある人にピンポイントで、あなたの情報を多く伝えることができます。
あなたの商品やサービスに興味があるお客様ということは、あなたの商品やサービスがそのお客様の悩みを解決することができるかもしれないということでもあるのです。
そういった見込み客の人に対して、自分は今までどんな生い立ちで何が理由で美容師を目指したのか、うちは他店と違うこんな新しいサービスをやってます!こんな想いで美容師をやっています!や今まで手がけた作品等、書ける情報が多いです。
この美容師だったら私の悩みを解決してくれるかも!とブログを通して伝えるのです。
あとチラシと違いお客様のほうからブログにアクセスしてくれているので、売り込みをされているという思いもありません。
上記は美容師の例でしたが、他の業種でも同じように当てはめて書くことはできます。
チラシとブログはどちらが効果的か?というのは言うまでもありません。
チラシを配るよりWEB集客の方が効果が高い
私もまだ起業してからたかだか10年位なのであまり偉そうなことはいえませんが、これだけは言えます。
時代は常に動き、今こうしている間にも変化している。
もしかしたら私が生まれる以前は、チラシを配るというのが物凄く効果があったのかもしれません。
しかし、現在はどうでしょうか?
全くないとは言えませんが、効果は低いと思います。
今主流は、WEBからの集客に移り変わっています。
私の時はガラケーでインターネット接続ができない携帯がありましたが、今の子達が使う携帯はスマホで、しかもインターネット接続は当たり前です。
そういったスマホやPCが生まれた時から存在しているデジタルネイティブの子達が大きくなって、更に後世代が誕生して・・・と考えると、より検索による集客は増えると思います。
なので、もしこのブログを見ていて未だにチラシをお店の前や通りで配っているというあなた。
全くゼロにしなくても、チラシを配る時間を少し減らして、その空いた時間をブログを書く時間に充ててみませんか?
もちろんこのブログでも今後、どのようにブログを書けば良いのか?どう書けば効果的なのか?などを教えていくつもりですが、個別にブログの書き方や運用方法を教えることも可能です。
もし個別にブログの書き方や運用方法を指導してほしいという方がいましたら、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。