生まれてきたということは、生へのスタートであり、死へ歩んでいくことでもあります。
死とは何でしょうか?
肉体は死ぬけど魂は生きている?
死について話し出せば、キリがありません。
そして、死んだことの無い自分には「死」とは道の世界であり、「死」とは永遠のテーマでもあります。
あのホリエモンこと堀江貴文さんも、死に対してはこのように言っています。
パソコンでも受験でも、競馬や麻雀でも、僕は一度その対象にはまり込んでしまうと、異常なほど没入してしまう。周りのことが何も見えなくなる。なぜそこまではまるのか、昔は不思議でたまらなかった。
僕なりの生存戦略だったのだ。何かに没入することで、死を遠ざける。死について考える時間を、可能な限り減らしていく。僕は死を忘れるために働き、死を忘れるために全力疾走し、死を打ち消すために生を充実させていたのだ。
また、
死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論
という本も出ていますね。
時代の寵児から一転、出所後のホリエモンが、もっとも気になっているのは、お金のことでも仕事のことでもなく「生とは、死とは」という人類不変のテーマだった! いくつもの死と直面してきた寂聴さんの答えとは?
誰もが気になる「死」についてですが、最近も「死」とは何か?と、考えさせられる出来事がありました。
目次
昔お世話になった医師の先生が亡くなった
僕がよく病気になったときに診てもらったことがある、医師の先生がいます。
少し高台のような所にひっそりと佇む個人医院なのですが、いつも行くと数人の患者さんがいるような医院でした。
それもそのはず。
その先生の何が凄いって、診察すること無く、見ただけですぐにどこが悪いのか当てることができるのです。
僕も何度も助けてもらい、感謝しています。
今思うに、その先生は患者の生年月日を見て、占いによって大体の身体の悪い箇所を特定していたのではないかと思っています。
何故そう思うのか?
それには理由があります。
昔診察してもらった時に、親に「この子は将来医者にさせた方が良い」と何度か言っていたのを覚えているのですが、僕は医学の星というのを持っています。
なので、僕の生年月日を見た上で、月や日にち、年と照らし合わせて診察していのだと思います。
数々の患者さん達がこの先生は凄いと、診てもらいにやってきたことは頷けます。
しかし、そんな凄い医師の先生も、先日亡くなってしまいました。
正直僕は先生は100歳以上は生きるだろうと思っていましたが、100歳まであと少しの所で亡くなったと聞いて、本当に残念で仕方ありません。
それでも今の自分の3倍以上も人生を生きていた先輩になります。
そう考えると、改めてすごいなと思います。
果たして自分がこれから、そのくらいまで生きる事はできるのだろうか?
それは神のみぞ知る事ですが。
あと先生には体調が悪くて苦しい時には何度も助けていただいたので、本当に今でも感謝しています。
同時に、あんなに凄い100歳以上生きると思っていた名医の先生ですら、「死」は訪れてしまうのだなと。
「死」という永遠のテーマに対して、また考えさせられました。
長生きの秘訣は腹を空かす事
先生には多くの雑学や知識を教わりましたが、そういえば昔先生に、こんな事を聞いたことがあります。
「先生、長生きの秘訣は何ですか?」
すると先生は、こう答えました。
「それはね、長生きの秘訣は腹を空かすことだよ」
そう言っていました。
確かに、先生はほとんど食事を取っていないみたいで、痩せてはいました。
常に満腹状態だと良くないそうです。
今はファスティングや、1日1食なんていうのもよく聞きますが、やはり食べ過ぎというのは身体に取って負担がかかるのですね。
長生きしたかったら腹を空かせる
この言葉は今でも深く心に残っています。
どんなに偉い人でも、必ず死ななければならない
これは全ての人に共通していることだと思います。
どんなに偉い人でも、必ず死ななければならない。
それこそ偉人と言われている織田信長や坂本龍馬だって、死因はともあれ、必ず「死」を迎えるというのがあって亡くなっています。
仮に織田信長や坂本龍馬が寿命で亡くなったとしても、現代まで生きていられることは不可能でしょう。
「死」はどんな形であれ、人間に平等に与えられているのです。
今後冷凍保存や再生医療、生命維持装置の技術開発によって、寿命は伸びたりするのかもしれません。
しかし現在の段階では、120歳くらいが寿命の限界なようです。
いつ死ぬかわからない。だからこそ今を一生懸命生きる
死は突然やってきます。
え!?あの人が?
そうやってこれまでも身近なところでも、何人もの人が亡くなっています。
自分だって、明日死ぬかもしれない。
こればっかりは、誰にもわかりません。
だからこそ、今を一生懸命生きる。
常に、明日死んでも我が人生は本当に素晴らしかった。
そう思えるように、悔いの残らないようにやりたいことは全部やっておきたいなと思います。
1日1日が勝負。
改めて、日々一生懸命、死ぬ最後の日まで全力で生きようって思いました。