写真:Greengrocer's / Martin Kenny
世の中にビジネスは沢山あると思うのですが、どのビジネスも同じことがあります。
それは、世の中のビジネスで売上を上げるには、多くの人に売るか単価を上げるかのどちらかしかないということです。
例えば、あなたが果物屋を経営しているとしています。
売上目標として月間100万円を目指すと決め、その時にメロンだけを売ってこの100万円を達成しようと考えました。
あなたはメロンを1万円で売っています。
では何人に売れば良いのでしょうか?
って、単純に計算するとメロンが1万円なのだから100人に売れば良いことになりますね。
でもあなたは考えました。
「このメロンは他店では手に入れることができない独自のルートで仕入れた幻のメロンだから、1個5万円で売ろう!」
そうなると20人に販売できれば、この目標の100万円を達成できることになります。
いかがでしょうか?
1万円のメロン × 100人 = 100万円
5万円のメロン × 20人 = 100万円
どちらも同じことなんですよね。
実際には利益率や購買率とかいろいろな事が関わってくるので、こんな簡単にはいきませんが、基本はこういうことです。
そんなの当たり前のことじゃないか!と言う方いるかもしれませんが、このことをわかっていない人が本当に世の中には多い気がします。
すごく沢山の人に売っているのに、値段を安くしていて利益が薄く、労力ばかりかかっていて全然儲からないというのは正にこのことです。
◯◯◯万円稼ぎたい!とか言ってる割には、こういう事を全く考えていません。
もし売上目標があるなら、何をいくらで、どのくらいの人数に販売すれば良いか逆算できるじゃないですか。
同じメロンでも金額が違うだけで、こんなにも売れば良い人数に違いがありますからね。
とは言え、人によって得意不得意があると思うので、やりやすい方でやれば良いと思います。
1万円のものを100人に売るのか。
もしくは5万円のものを20人に売るのか。
商材によっては1個1個は単価が安くて利益が薄くても、数がものすごく売れるものもありますからね。
いかがだったでしょうか?
少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。